新しい仲間が加わりました

●これまでの経緯

4年前

★高齢化による担い手不足に陥る…

私たちが耕作している「宇山の棚田」は、日本海にこぼれ落ちるように広がる美しい風景の中にあり、地域の誇りであります。この景観を次世代につなげていかなければという思いです。しかし、思いとは正反対で地区内の農業者の高齢化がドンドン進み、後継者のメドが付かない状況で、正直、このまま耕作を続けていくのは不可能生と諦めかけていました。

★「新規就農者サポートモデル事業」の活用…

上越市に担い手不足の相談をしたところ、市の「新規就農者サポートモデル事業」の利活用を紹介していただき、新規就農者を確保できるように地域を挙げて支援体制を整えました。地域の願いと思いがひとつになり、受入れ体制づくりはスムーズに進みました。

★具体的には…

住居となる空き家の確保や貸付可能な農業用機械の調整のほか、営農や日常生活の相談役を決めるなど、地域を挙げて支援体制を整えました。

★結果…

スムーズに話が進んで就農に至りました。

 一昨年11月に出展した新潟市の就農相談イベントで興味を持たれた方とご縁があり、実際に宇山に足を運んでいただいたり、上越市やJAの担当者も交えて、宇山地区の営農や生活等について月1回の頻度で打合せ・相談を重ねてきました。

結果、独立就農を希望していることや、営農経験もあり、すぐにでも耕作を始めたいという希望と地域の求める人材像が合致したこともあり、スムーズに事が進み就農に至りました。地域の皆さんも新規就農者が確保できたことを喜んでいます。

 

新規就農者の募集は継続しています。

今後も「宇山の美しい棚田」景観を守り、地域全体で就農希望者のサポートを続けていきますので、興味を持たれた方はお気軽にご連絡下さい。

 

  宇山耕作組合 組合長 齊藤利光

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